国際交流:韓国(Q&A)

よくある質問集 Q&A
Q. どういうプログラムですか? 
A. 公立大学法人島根県立大学の3つの基本目標の1つに「北東アジアにおける知的共同体の拠点として世界
  と地域をつなぐ大学」があります。2013年から、出雲キャンパスでも浜田キャンパス同様に韓国大邱市
  
で異文化理解研修(韓国)を行うことになりました。訪問先は主には交流協定校の啓明大学校ですが、
  同じ市内にある大邱韓医大学も見学を行います。啓明大学校では韓国の看護・医療の現場を視察し、韓国
  の看護学生との交流を予定しています。また、大邱韓医大学では薬草や漢方、灸等の見学をします。
  さらに、薬令市、慶州国立博物館、仏国寺、石窟庵、民族工芸村など韓国文化に触れてもらいます。
  但し1年次前期に「韓国語」を履修することが参加の条件であり、2018年からは、健康栄養学科の学生も
  参加できます。
Q. 現地の安全情報を教えて下さい。 
A. 下記にて韓国の危険情報や安全対策基礎データなどをチェックして、最新の情報を得ておいて下さい。
   http://www.anzen.mofa.go.jp/
Q. 現地の気候はどうでしょうか? 
A. 大邱市は四方を山に囲まれた盆地であるため、夏暑く冬寒いことでも知られています。ですから、研修中
  の8月は連日30度を超える猛暑が続きます。脱水にならないよう水分補給を心がけましょう。
Q. 漢方について教えて下さい。 
A. 西洋医学の現場でも、漢方を処方され、盛んに取り入れられるようになっています。すなわち、西洋医学
  と漢方医学、双方のメリットを生かし、相互に補完しあうことで、患者さんにとって最善の治療につなが
  ると期待されています。
  実際の医療現場では、医師の9割が漢方薬を処方し、6割は一部の疾患で第1選択薬として用いているこ
  とが、報告されています(日本漢方生薬製剤協会)。皆さんにも葛根湯などなじみのある薬もあります。
  現在、看護教育では、医学教育に比べて、東洋医学を勉強する機会が少ないですが、この機会に是非とも
  本場の東洋医学に触れてみて下さい。
Q. 韓医学について教えて下さい。 
A. 韓国では、韓医学が西洋医学と同様に力を持っており、6年制の韓医科大学が11あります。今回の研修で
  訪問する大邱韓医大学もその一つです。医師国家試験も西洋医師と韓医師に分かれ、試験の難しさは変わ
  らないといわれ、現在1万9000人を超える韓医師がいます。また、韓医学が専門の病院は全国に約150カ
  所、診療所にあたる医院は約1万2000カ所あります。