体験型教育プログラム

体験型教育プログラムとは

 出雲キャンパスでは、正課科目が開講されていない期間と長期休暇の期間を合わせて、「ギャップターム」としています。この期間に、体験型教育プログラムを活用し、なりたい自分に向かって、自分らしい学びを築いてほしいと考えています。
 体験型教育プログラムとは、学生の興味・関心に応じて、学習者を主体とし、主に活動を通して学ぶプログラムです。自由科目(卒業要件に含まれない科目)や、就労体験、ボランティア活動などが該当します。
 島根県立大学に入学しなければ体験できないプログラムを通じて、有意義な大学生活を送り、社会人基礎力、広い視野、多様な価値観を身につけていただきたいと願っています。

自由科目

異文化研修Ⅰ(韓国)

韓国の保健医療福祉、看護師・栄養士の役割と活動及び看護師・栄養士教育の状況などについて学び、日本との共通性や違いについて考えます。また、東洋医学について学び、補完・代替医療についても視野を広げます。
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異文化研修Ⅱ(米国)

2週間の研修を通して、米国の文化、医療・栄養事情などについて学びます。
英語力の向上や、アメリカの医療機関、高齢者福祉施設、看護系・栄養系大学の見学をし、アメリカの医療事情等について学びます。
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異文化研修Ⅲ(台北)

台湾の文化、緩和医療の現状や看護について学びます。現地の医療施設の見学を通して文化的な背景を踏まえた台湾の医療について学び、看取りについての視野を広げます。
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異文化研修Ⅳ(台中)

台中市での研修では、台湾の産後ケアに焦点を当て、文化的背景や制度、看護師・管理栄養士の役割について学びます。現地の学生との交流や文化体験を通じて、多角的に台湾の医療と文化を理解します。
※R7新規科目

沖縄研修

災害医療、救急医療(ドクターヘリ)、国際医療などを通じて、地域医療と多文化共生への理解を深めます。ハンセン病の歴史や患者ケアの基本も学び、人権意識と医療人としての姿勢を養います。ケーススタディを通して、実践的なケアリングの在り方についても考察します。

隠岐病院研修

隠岐病院は隠岐圏域における中核的役割を担う、島で唯一の病院として地域の皆様から期待されています。この科目では、離島特有の医療ニーズや文化、総合診療能力を理解し、助産ケアと緩和ケアや専門的看護技術が学べます。
※R7新規科目

多文化共生と地域医療

この科目では、ポルトガル語圏(ブラジル)の文化や医療制度の違いについて学び、ポルトガル語を話す患者とのコミュニケーションを図り、在留外国人への地域医療サービス向上について考えます。
※R7新規科目

ホースセラピーとケア

東京農業大学厚木キャンパスで、ホースセラピーの理論と実践について体験学習を通して学び、看護との連携による新たな支援方法について考えることを目的としています。
※R7新規科目