異文化研修1(韓国)特別招致講義を開講しました!
新型コロナウイルス感染症の影響により、昨年度は渡航を含む国際交流の中止を余儀なくされ、本学のカリキュラムとして用意されている「異文化研修(韓国・米国)」も非開講となってしまい、大学として大変残念に思っておりました。今年度も新型コロナウイルス感染症は依然として猛威を振るっておりますが、2年連続で国際交流を止めるわけにはいかない、という先生方の強い想いにより、海外協定校とのオンライン交流を軸とした授業計画を立て、開講することになりました。
5月26日(水)、この日は韓国の大学とのオンライン交流のために事前準備をしている学生のみなさんのヒントになれば、ということで、島根県文化国際課の国際交流員であるイジョンヒョンさんと、島根県立大学浜田キャンパス総合政策学部4回生の三島崚雅さんにお越しいただき、興味深いお話をしていただきました。韓国の言葉や文化、医療や栄養についてのインターネットなどで調べるだけではわからないような具体的な情報や、動画や写真をふんだんに使った留学体験を聞き、学生のみなさんからは「コロナ禍で国際交流は諦めていたが、短期でも異文化に触れることができないか前向きに検討したい」「韓国では簡単な手術はその場で受けられることに驚いた」「県立大学にいるからこそできる海外の人との交流を真剣に考えてみようと思う」といった前向きな感想をたくさんいただきました。ゲストスピーカーのお二人の話を参考に、韓国の大学とのオンライン交流に向けた準備を進めます。イジョンヒョンさん、三島さん、ありがとうございました!
※県内でのクラスター発生に伴い、急遽オンラインで実施しました。オンラインではなかなか質問や議論も難しいかと思っていましたが、学生から「アットホームな雰囲気で質問がしやすかった」という感想が出るくらいリラックスした雰囲気で授業が進みました!