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「私の声」を世界へ。学生が挑む、英語エッセイのWeb公開プロジェクト

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 英語を学ぶ学生が執筆した英語エッセイが、ウェブ上で公開されました。本エッセイは国際コミュニケーションコースの授業「エッセイライティング」における成果物です。
 
 ウェブサイトの名称は「Real Reporter Online」です。本サイトを運営する国際コミュニケーションコースの江口真理子教授は、「英語学習者はエッセイを書く時、日本人の友達や身近な先生たちのような読者を想定して書きがちである。そのため、『読み手は解っているはず』と思い込み、詳細を省略して書いてしまうため、英文がローカルになりやすいという問題がある。英語の文章は時代や空間を超えて多様な人に読まれるので、客観的な視座から、論理的に書く技術を身につけなければならない。ウェブに公開することによって、世界中の誰が読んでも理解してもらえる客観的な英文を書く姿勢を身につけるために『Real Reporter Online』を作った」と、ウェブサイト構築の趣旨を語りました。
 
 国際コミュニケーションコース3年生で、韓国の蔚山大学からのダブルディグリー生のチャ・ヒョンジさんは、自分の書いた英語のエッセイを公開することについて、「ちょっと恥ずかしいですが、自分の考えを共有することで、世界平和や多文化共生に繋がれば嬉しい」と述べました。
 
 本ウェブサイトでは「大学生活」、「留学」、「異文化理解」、「社会問題」、「特集」といったカテゴリーが設けられており、日本の大学生の関心領域をカバーしています。さらに画面右側には、カテゴリーが配置され、関連トピックが探しやすいデザインになっています。
 
 本ウェブサイトの特徴は、タグがエッセイライティングの理論に基づいているところが挙げられます。サイトの右側にタグが用意されており、それらはライティングの種類になっています。例えば、#analysis(分析)、#cause&effect(原因と結果)、#definition(定義)、#description(描写)、#reaction(リアクション)など、エッセイの種類ごとに分類されており、目的に応じた文章を読むことができます。
 
 国際コミュニケーションコースの英語カリキュラムでは、英語による卒業論文の執筆を最終的なゴールとしています。2年次には、5パラグラフからなるエッセイを執筆する「エッセイライティングI」、参考文献を用いた論述力を養う「エッセイライティングII」、3年次には、研究プロジェクトを報告する「リサーチペーパーライティング」を履修し、毎年約15名の学生が英語による卒業論文を完成させています。
 
「Real Reporter Online」はこちらからご覧ください。