中谷 昌弘(なかたに あきひろ)

職名   准教授
研究分野 生涯スポーツ
 
教員メッセージ
松江キャンパスの人間文化学部2学科と短期大学部2学科の「体育」分野、基礎科目(講義・実技)、そして保幼小の資格、免許に関わる専門科目を担当しています。
運動の実技では、これまで「嫌い」、「苦手」だった運動が「好き」になるような授業、そして学生同士のコミュニケーションが深まるような授業を心がけています。
また、幼保小の資格・免許に関わる専門科目では、知識や技能を一方的に教授するだけではなく、指導実践やグループワーク、ディスカッション等を通じて、アクティブラーニングを意識した授業を行っています。
私の専門種目はサッカーです。指導者として女子サッカーに20年間携わってきました。この経験を活かし、学生と共に地域の子どもたちへの運動指導の実践を通して、地域貢献活動を積極的に行っていきたいと考えています。
 
主な担当授業
・健康スポーツ概論(保育学科・文化情報学科・保育教育学科・地域文化学科1年次秋学期)
保育士資格、幼稚園・小学校・中学校・高等学校教諭一種免許状を取得するための必修科目です。競技スポーツや健康の保持・増進のためのスポーツ、スポーツを活用した健康生活について学ぶとともに、大学生として心得ておくべきスポーツ政策についての概要や諸問題について学修します。また、スポーツ活動を通したパーソナリティーの形成や社会性の発達についての知識を修得し、スポーツ活動によってもたらされるプラス面の効果や留意すべきことについて正しく理解し、競技スポーツ・健康スポーツ・生涯スポーツの見方・考え方についての知見を深めます。
 
・幼児と健康、保育内容「健康」の指導法(保育教育学科3年秋学期・保育学科1年次秋学期)
保育士資格、幼稚園教諭免許状を取得するための必修科目です。幼児期は身体能力や運動能力が発達する時期で、この時期に適切な運動遊びを行うことで、スポーツが得意な子どもになりやすいとされています。しかし、コロナ禍の影響もあり、現代の子どもは身体を動かす機会が少なくなっています。「運動あそび」は子どもの心と身体に健やかな成長を促します。発育期における運動や運動習得の特徴を学修し、子どもたちと一緒に身体を動かすことが好きになれるような保育者を目指します。また、保育内容「健康」の指導法では、環境構成及び具体的展開など「運動あそび」の指導に必要な知識や技術を身に付け、目の前に子どもがいることを想定した演習や模擬授業を行い、実践力を身につけます。