宮下 裕一(みやした ゆういち)
職名 教授
研究分野 社会福祉学
(研究内容を詳しく知りたい方はこちらへ(外部サイト))
教員メッセージ
私たちが生活しているこの社会は不安定な側面を持っています。その不安定さは私たちの暮らしに影響を及ぼします。その結果、つらい思いをしている子どもたちがいます。そのような子どもたちに対する様々な「支え」をしている社会福祉の現場とつながりながら、子どもたちの「人権」を守り、人としての「発達」を保障する仕組みに関心を持ち続けています。また、たとえ日常生活を送る上で何らかの困難さを抱えていたとしても、子どもから高齢者まで、誰もが住み慣れた地域で住み続けることができるよう様々な支援を行っている団体に関わっています。
主な担当授業
・社会福祉概論(1年次春学期)
保育者を目指しているのになぜ「社会福祉」を学ぶのか、と思う人もいるかもしれません。ですが「社会福祉」は子どもから高齢者まですべての人の一生に関係してきます。現在は、人々の生活上の必要(困りごと)に応じて様々な社会的な仕組みが整えられています。人々の暮らしの実態と対応策について、映像も用いながら理解を深めていく授業です。
・子ども家庭福祉(1年次春学期)
今の日本は少子化と高齢化が同時に進行しています。親として子育ての難しさを感じたり、親の働き方の問題に直面することもあります。また、「児童虐待」や「子どもの障害」、「貧困による格差」等の問題も生じています。そのため、これらの実態の理解とその社会的対応策に対する学びを深めることで、保育者としての基本的な力を身につけていく授業です。