小林 美沙子(こばやし みさこ)

職名

 准教授

研究分野

 保育学
(研究内容を詳しく知りたい方はこちらへ(外部サイト)

教員メッセージ


 保育実践を行う上で必要な専門的知識を学ぶ保育内容(人間関係・環境)の授業を主に担当しています。
 私は、保育者として子どもたちと生活を共にする中で、保育という営みの面白さや奥深さに魅了された一人です。保育者は、一人ひとりの子どもの心に寄り添い、じっくりゆっくりと“子どもと共に”生活を創り出していきます。
 保育者の何気ない子どもへの声掛け、環境の設定の中には、保育者ならではの“心配り”があります。そんな保育者の何気ない“心配り”に潜む専門性について日々、探求していきたいと思っています。
 子どもと共に創り上げる保育の面白さや奥深さについて、保育者を目指す学生の皆さんと共に学んでいければと思っています。

 
主な担当授業
・「幼児と人間関係」「保育内容 人間関係の指導法」(1年次・秋学期)
 「幼児と人間関係」の授業では、領域「人間関係」の指導の基盤となる知識について学びます。特に、乳幼児期の人間関係の発達の様相、その発達を促す環境とはどのようなものなのか、について学びを深めます。その上で、「保育内容 人間関係の指導法」の授業では、指導の基礎となる知識を踏まえ、保育者として実践を行うに当たり必要となる具体的な援助の方法について学びます。
・「幼児と環境」「保育内容 環境の指導法」(2年次・春学期)
 「幼児と環境」の授業では、領域「環境」の指導の基盤となる知識について学びます。特に現代の乳幼児を取り巻く環境や乳幼児にとっての身近な環境について学びを深めていきます。その上で、「保育内容 環境の指導法」の授業では、指導の基盤となる知識を踏まえ、乳幼児が自ら環境にかかわり成長していくための保育のあり方、具体的な援助の方法について学びます。
小林ゼミの紹介
  小林研究室では、学生自身が保育実践の現場で感じた不思議や疑問を出発点に、卒業研究に取り組んでいきます。子どもへの関わり方、保育環境で大切なこと、絵本やおもちゃ等の保育教材などなど、保育実践に根差した研究と言ってもゼミ生の目の付け所は様々です。私自身もゼミ生と一緒に、保育実践で感じた不思議や疑問が「そうなんだ!」という一つのまとまり(答え)に少しずつなっていく過程を楽しんでいます。ゼミ生一人ひとりが卒業研究に取り組む中で、卒業後に保育者として自分自身や所属する園の保育実践を研究していく力が育ってほしいと願っています。