梶谷 朱美(かじたに あけみ)

 職名 教授 / 短期大学部長 

 研究分野 体育教育学 舞踊教育学
(研究内容を詳しく知りたい方はこちらへ(外部サイト)

教員メッセージ

 本学科の学生には、世界へ羽ばたく、日本一のふるさと保育者になってほしい!!
 島根を知り、島根のひと・もの・ことを活かし、島根の子どものために自分を磨き、世界でオンリーワンの保育者を目指して学んでほしいと思います。
 私は島根県内の公立、国立の小学校で35年間勤務しました。好奇心旺盛で、体育が大好きな心身ともにたくましい子どもたちに出会いました。
 本学でも、子どもたちを取り巻く環境や子どものくらしを見とり、子どもの心身の発達や運動遊びを学生と一緒に探求していきたいと思います。 また、スポーツの中でも、とりわけダンスの魅力や価値を追求しています。創作ダンスやフォークダンス、ヒップホップにも挑戦します。近年、地域に伝承している民踊にも関心があり、その発掘もライフワークの一つです。
 

主な担当授業
・幼児と健康(保育学科1年次 春学期 必修)

 幼児の健康な心と体を育てるために子どもの心身の発達や運動発達、健康・安全管理について学修します。島根の子どもたちの実態や保育教育の取組を分かりやすく解説しロールプレイやポスター発表などの演習も交えて自ら進んで課題を解決する授業を展開します。


・保育内容演習ⅠⅡ(保育学科1年次 通年 必修)

 「子どもたちのためにつくる」を合言葉に、幼児理解を育む表現活動(人形劇、オペレッタ、ブラックパネルシアター等)を創作し発表します。保育者に必要な知識や技能、表現力や構想力等を身につけるとともに仲間と認め合って活動するなどの人間力を高めることも授業の重要なポイントです。
 表現活動の専門的なアドバイスのみならず、学生の一年間の育ちを見守り、一人一人の可能性を支援する喜びを感じています。
 

遊ぶの大すき!梶谷ゼミの活動
 梶谷ゼミでは、地域の子どもたちを取り巻く課題をテーマに卒業研究を行っています。
 これまで、転勤族の多い乃木地区の皆さんに向けて、外遊びが楽しめる場所を知ってもらおうと「のぎっこ いきいき あそびマップ」を作成したり、市内の乳幼児に向けて親子での散歩の魅力や良さをまとめた「てくてくさんぽ~おやこでいっしょにあるこう~」を製作し配布しました。
 また、コロナ禍では、子どもも大人も家庭の中で過ごす時間が増えました。そこで、学生は、幼保園のぎの保護者を対象に運動遊びの状況を調査し、その結果をもとに家庭でできる運動遊びを紹介する冊子「わくわくふくらむあそびパーク」や県内の特徴的な公園を紹介し外遊びを啓発する冊子「さあ、でかけよう!しぜんのなかのだいぼうけん」を作成し配布しました。可愛いイラストや多数の写真で分かりやすく紹介し保護者の皆さんに好評です。
 このように、梶谷ゼミでは、地域に貢献できる保育者の育成をめざすとともに「乳幼児の心身の発達を促す運動遊び」の紹介を多角的に行っています。