渡辺 一弘(わたなべ かずひろ)

職名 教授 

研究分野 幼児教育学、教育社会学(歴史社会学)
(研究内容を詳しく知りたい方はこちらへ(外部サイト)

教員メッセージ
 専門は、幼児教育学、教育社会学(歴史社会学)です。教育社会学は、社会学の視点で教育の現象を分析・把握する学問です。具体的に言いますと、教育の現象として学歴主義や不登校問題などがありますね。こうした教育現象に対して、アンケート調査などの統計的分析や、インタビュー調査などの質的分析や歴史資料の内容分析など社会学的なアプローチで分析してみようというものです。私は、幼児教育の歴史研究と共に、教育社会学の中でも地域の高校(中等教育)に焦点を当てて歴史研究を進めてきました。
 教育のポリシーとしては、 幼稚園教諭、保育士としての基礎力を学生にしっかりつけて社会に送り出す、ということが第一です。保育をしっかり勉強したいという学生の期待を、正面から受け止めようと思っています。
 受験生の皆さんは、是非、いろいろな経験をしてください。失敗をしてもいいでしょう。無駄なことをたくさんやることも大事なことです。苦しくてもコツコツと頑張ることも必要です。いろいろな経験を通して、人間として成長していく学生を見ると嬉しくなります。
主な担当授業
・保育原理(1年次春学期)

 保育者に必要な知識や理論とは、どのようなものでしょうか。この科目は、保育者になるための最低限の知識、理論やスタンスを学び、実際の保育現場における原理と特性、方法等について理解し、保育の理念や歴史について学びながら、現代における様々な保育を取り巻く問題に対しても学んでいきます。

・教育保育課程論(2年次春学期)

 幼稚園や保育所のカリキュラムは、どのようなものでしょうか。この科目は、幼稚園や保育所の教育(保育)がどのような順番をたどって進められるのかを、全体的な計画を示す教育課程と、それを具体化した指導計画について、実際の幼稚園や保育所の具体例を示しながら、学んでいきます。また、各自で指導計画案の作成も行います。