日髙 正樹(ひだか まさき)
教員メッセージ
教育社会学を専門に、大学生がボランティア活動に参加するプロセスを研究しています。方法としては、質問紙調査や、実際に現地でインタビューを行うなど、社会調査の手法を用いて多様な観点からの分析を心がけています。「社会」を「調査」するということは、みなさんが感じる身近な疑問、日常で感じる違和感をデータや言葉で形にすることです。多様なプロフェッショナルがそろう文情で、みなさんの疑問を一緒に学問の形にしましょう。
主な担当授業
・文化情報ゼミナール I・II(2年次春・秋学期)
ゼミでは、教育社会学に関する著書や論文を輪読し、理論の立て方や調査の方法を学びます。ゼミ生一人一人の関心を学術的な「問い」の形にし、必要に応じてデータ分析の手法も学びます。お手本となる研究を丁寧に読み込んで分析することで、自身の研究を行う際にも「研究の型」がわかり、良い卒業論文につながります。人によって得意・不得意は違うと思いますので、能力よりも努力や伸び幅を重視しています。