私のオススメ本 

 

第177回 「家族の繫がりとは何か」を考えてみたい人にオススメ


 おススメ本  松江キャンパス 教務学生課 池田 優愛

   私のオススメ
   『手紙』

   東野圭吾著 
       文藝春秋   2006年10月発行

                                                          

 

   自分がもし加害者家族になったら―。皆さんは今まで考えたことがありますか?普段あまり考える機会がないかもしれませんが、いつ当事者になるか分からない私たちに対して、作者はそんな疑問を投げかけています。
 弟の学費を得るために、強盗殺人を犯してしまった兄。弟は葛藤しながらも自分の人生を生きようとしますが、常に「強盗殺人犯の弟」という世間からのレッテルを貼られてしまいます。しかしそんなこととは知らず、獄中の兄は弟に毎月「手紙」を送ります。「手紙」はどのような意味を持つのか、家族とは何か。皆さんなりの解釈で、加害者家族を正面から描いたこの作品を読んでいただけたらと思います。また、個人的に「天津甘栗」がキーワードになっていると思うので、ぜひ注目してみてください。
 

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