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私のオススメ本


第116回 頭を柔らかくしたい人にオススメ

 
 オススメ本
   図書館司書 古德 ひとみ


   私のオススメ
   『あたらしいあたりまえ。:暮らしのなかの工夫と発見ノート』
    松浦 弥太郎著
    PHP研究所発行 2012年11月

  
  皆さんは、気分転換したい時はどうしますか?おいしいものを食べたり、友達と話したり、たっぷり眠ったり…人それぞれ、色んな方法があると思います。また、何か嫌なことがあった時はどうしますか?「忘れようとする」「覚えておこうとする」等、これも人によって違うと思います。他にも様々な場面で、「こんな時はこうする」「こんな時はこうすべきだ」といった、自分の中にある「あたりまえ」を基準にして、私たちは日々生活しています。しかし「あたりまえ」であるが故に、それらとじっくり向き合う機会は少ないのではないでしょうか。
 本著の中で著者は、「あたらしいあたりまえ」を見つけることを読者に提案しています。これはつまり、毎日の暮らしの中に存在している色んな「あたりまえ」になっていることを探してじっくり観察し、改善すべき点を直す作業です。例えば、著者自身が見つけた「あたらしいあたりまえ」の例として、以前は「腹八分目」まで食べていた所を、「腹六分目」に抑えることにしたというエピソードが紹介されています。それは何故かと言うと、心身ともに「余裕」を持たせる為だそうです。食べ過ぎると、体調を崩すかもしれませんし、そうすると気持ちも落ち込みます。お腹に「ちょっとだけ」余裕を残すように食べることは、著者にとって、体調面でも精神面でもちょうど良い状態を保つ秘訣なのです。
 私は本書を読んで、自分にとって「あたりまえ」になっていることを、一度見つめ直すことが出来ました。例えば私は、リラックスしたい時はよく寝転がるのですが、途中で「こんなにだらだらしていて良いのだろうか…」という気持ちになってしまい、休んだ気がしないことが多々ありました。しかし、本書の中で著者は、寛ぐことは気持ちの問題であり、だらだらとした格好をすることではないと語っています。おかげで、立っていても座っていても、気持ちが穏やかであれば「リラックス」していることになるのだと気付かされました。
 皆さんも、自分にとって心地良い「あたらしいあたりまえ」を探してみませんか?  



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