私のオススメ本

 

第129回 英米文学を読む機会が少ない人にオススメ


恋する世界文学
   図書館司書 馬庭 佳緒里

   私のオススメ
   『恋する世界文学』

    佐藤真由美 著
       集英社文庫 2011年4月発行


 『ティファニーで朝食を』、『自負と偏見』、『嵐が丘』、『武器よさらば』、『シェリ』。
 みなさんは、この中で読んだことのある作品はありますか?
 私は、書名についてはすべて聞いたことがありますが、実はちゃんと読んだことのない作品もあります。本書は、私のように書名を聞いたことはあっても読んだことがないという人におすすめの本です。
 「恋する」とあるように様々な恋が題材となった世界文学が取り上げられています。作品について、著者の経験や現代のリアルな恋愛観などが絡められ、内容や魅力的な人物について紹介されています。紹介されている恋愛観については、共感する部分もあれば、もちろん理解出来ないエピソードもありますが、こんなに楽しい本の紹介が出来たらなーと思うほど、読みやすい文体で書かれており、この作品を読んでみたいと感じさせてくれます。また、読んだことのある作品についても、このような見方があるのかと楽しむことも出来ます。
 名作を1度は読んでみたいと思っている人は、まず本書を開いて気になる1冊を見つけてみてください。先に示した作品以外にもまだまだ名作が詰まっていますので、気になる作品の紹介だけを読んでみるのも良いと思いますよ。
  
 

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